システアミン配合クリーム「シスペラ」についての追加情報

システアミンは人体中にもともと存在する最も強力なな抗酸化物質の一つであり、ヒト乳汁中で最も高濃度で認められる成分です。
システアミンを主成分とする医薬品はFDA(米国)でも日本でも承認されています。(シスチン症)
現在のところ白斑などの症例報告もありません。

従来の美白剤ハイドロキノンがメラニン生成抑制に対して一つの作用機序しかないことに比べて、シスペラは以下の4つの作用機序を持ち合わせています。
1 チロシンの阻害作用
2 ドーパオキシダーゼの阻害作用
3 ペルオキシダーゼの基質/阻害作用
4 細胞内グルタチオンの増加  

シスペラには他にナイアシンアミドも配合されており、メラノソームが表皮に輸送されるのを阻害します。また、真皮内コラーゲン減少抑制により、抗シワ効果があり、日本では医薬部外品成分として昨今注目を浴びています。