頭皮にもアスタキサンチン

 昨日、アスタキサンチンについての院内勉強会がありました。

アスタキサンチンはカロテノイドの一種で、エビ、カニなどの甲殻類、サケ、タイなどの魚類など、天然特に海洋に広く分布する赤橙色の色素です。
アスタキサンチンの効果としては、高い抗酸化力があり、活性酸素に対する抗酸化力はビタミンCの6000倍、脂質の酸化に対する抗酸化力はビタミンEの1000倍といわれています。紫外線に対するダメージ(光老化)から細胞を守り、抗炎症作用もあります。

抗酸化力の高いサプリメントとしてはよく見かけますが、今回は外用するものについてのお話しを聞きました。

アスタリズムトニックというスカルプケアローションで、単独、または今までつかっている育毛剤などの前に洗髪直後に外用します。手にとって試しましたが、サラサラした液体で髪についてもべたつきなどは全くありませんでした。抗酸化作用による頭皮のアンチエイジング効果がありますが、特にこれからの季節は、紫外線による頭皮のダメージから頭皮を守り、皮脂の酸化も防ぎます。また、血行促進作用もあり、薄毛や抜け毛に対しても効果的だそうです。

5月から8月にかけては紫外線量が最もおおくなりますので、朝晩外用できますが、朝の使用がおすすめです。毛量が気になりだす前からケアをしていくとよいかもしれません。
 
もともと頭皮用のローションに興味があったのですが、説明を聞いていると、アスタキサンチンはもちろん皮膚にもとてもよいので、顔用のローションも取り扱うことにしました。洗顔後一番最初にぬる美容液です。サラサラしていてるので、その後は通常通りのスキンケアやお化粧でよいです。日中の紫外線によるダメージから皮膚を守り、光老化を防ぎ、抗酸化作用、抗炎症作用があります。顔用、頭皮用ともに、医療機関専売品となっています。