ビタミンEの外用について
今までスタッフも度々取り上げていたビタミンEですが、内服や食事による摂取の他に皮膚に直接塗ることもできます。
美白化粧品でおなじみなのはビタミンCですが、実は、ビタミンEにもビタミンCに劣らない効果があります。
ビタミンE外用による作用
①皮膚の血行促進作用(血の巡りを良くすること)
② 抗炎症作用(顔の赤みなどの炎症を抑えること)
③メラニンの抑制作用(シミ防止)
④抗酸化作用(肌の老化を防ぐ)
⑤紫外線防御作用
⑥保湿作用(バリア機能の回復)
中でもビタミンEで特に優れている効果は②抗炎症作用⑤紫外線防御作用⑥保湿作用です。
乾燥肌で赤みやカサカサが気になる方、肝斑のある方、紫外線が気になる方には特に適しているといえます。
その他にも、シミ防止作用や抗酸化作用、紫外線防御作用は内服でも共通なので、ビタミンEは飲む日焼け止め(ヘリオケアなど)の主成分にもなっています。炎症を抑える効果もあるため、肝斑のある方が内服することもあります。